テキスト版

専任教職員の方へ

(特任教員、大学院招聘教員、各センター教員、研究所教員、大学客員教員、実習教育講師、学習指導講師、名誉教授の方を含む)

1.図書館の利用について

(1)「図書館利用証」について

図書館を利用するときは、大学が発行する「身分証」を「図書館利用証」として全館共通で利用します。図書館を利用するときは必ず持参してください。

(2)美浜本館の利用

2階にある特別閲覧室(専任教職員・大学院生・大学非常勤講師専用スペース)を利用することができます。2階カウンターに「身分証」を提示のうえ、番号札を受け取って利用してください。また、座席(5席)に設置されたパソコンも自由に利用できます。

(3)半田分館の利用

18時30分以降は、ICカード管理に切り替わります。18時30分以降入館できるのは学内関係者のみとなるため、半田キャンパス所属教員の方は、入口のICカードリーダーに研究室等入室用の「ICカード」をかざして入館します。半田キャンパス以外の所属の方または職員の方は、事務管理棟の中央監視室にてICカードを借用のうえ、入館してください。

(4)東海分館の利用

東海分館は入館システムを導入しているため、入館ゲートのバーコードリーダー部分に「身分証」をかざして入館します。

(5)名古屋分館の利用

名古屋分館は大学院専用図書館です。ただし本学大学院修了生や専任教職員、大学非常勤講師(大学院で授業を担当されている方)、研究員、通学課程・通信課程の学部生も入館できるようにしています。

2.図書の貸出・返却

(1)図書の貸出

借りたい図書を「身分証」とともにカウンターに提示して借り出します。ただし雑誌や参考図書、統計書、特別文庫、貴重書のほか禁帯出の図書・資料は館外貸出できません。

(2)図書の返却

  • 借りた図書は、返却期日までにカウンターに返却して下さい。直接書架に戻しても、返却されたことになりませんのでご注意ください。
  • 返却は全館で受付しますが、図書館閉館後は、入口付近に設置された「返却ポスト」に返却してください。また送料利用者負担により、郵送による返却もできます。
  • 延滞図書がある場合、新たな図書の貸出はできません。他の利用者に迷惑をかけることになるため、ご注意ください。
  • 貸出中の図書を紛失または破汚損した場合は、カウンターに申し出てください。

(3)図書の貸出予約(無料)

利用したい図書が貸出中の場合や、所属キャンパス以外に所蔵されている図書を利用したい場合に予約ができます。カウンターに申し出る方法と、ホームページから直接個人アカウントを用いて予約をかける方法があります。予約した図書が利用可能になると、メールで案内します。ただしカウンターでの取り置き期間は8日間です。

3.図書館サービス

(1)資料案内、レポート・論文相談受付

特定のテーマに関する文献の探し方がわからない、データベースの使い方がわからないなど、様々な疑問にお応えし、教育・研究支援を行います。

(2)文献複写(コピー機の利用)(有料)

  • 本学が所蔵する図書館資料に限り、調査・研究を目的として、著作権法の定める範囲内で各利用者が、館内コピー機で複写することができます。
  • コピー機を使用する場合は、備え付けの「複写申請書」に複写内容等を記入し、指定ボックスまたは直接カウンターに提出してください。

<留意事項>

  • 著作権法上、ノート類など図書館所蔵以外の資料のコピーはできません。
  • 調査・研究の目的で当該著作物の半分までの範囲で複写できます。
    館内コピー機で複写する場合は「複写申請書」に必要事項を記載し提出してください。
    (営利を目的とした複写は認められていません。)
  • 卒業論文や修士論文は、執筆者の許可なく複写することはできません。
  • 雑誌などの定期刊行物の最新号は、著作権法上複写することができません。
    (次号が発行され、書架に配架された場合、または発行後、相当期間(3ヶ月以上)を経過したものについては複写可能です。)

(3)貴重書の閲覧

美浜本館に所蔵する貴重書の利用は、必ず前日までに事前申込みを行ってください。そのうえで所定の手続き・ルールにより、所定の場所で閲覧できます。貸出・複写・分館への取り寄せはできません。利用できる時間は、閉館30分前までとします。なお、資料の状態により一部閲覧を制限する場合もあります。

<求める資料が本学図書館にない場合>

求める資料が本学図書館に所蔵されていない場合、以下のサービスが利用できます。いずれも申し込みから利用まで一定の日数がかかりますので、余裕をもって申し込んでください。

(4)リクエスト(購入希望)

本学図書館に所蔵されていない図書・資料で、所蔵することが望ましいものについて、所定の用紙に記入してカウンターに提出してください。購入の可否の検討結果はメールにてお知らせします。

(5)紹介状の発行(無料)

  • 他大学図書館等に所蔵されている図書資料を、訪問して利用するために、カウンターを通じて閲覧を申し込みます。所蔵館からの了承を得られた場合は「紹介状」を発行します。
  • 申し込み及び所蔵館での利用にあたり、以下の点にご注意ください。
    1. 予め余裕をもって申し込んでください。
    2. 予め閲覧希望の資料及び日程の特定をしておいてください。
    3. 所蔵館では、先方に迷惑となる利用の仕方はご遠慮ください。

(6)学外文献複写依頼(有料)

雑誌論文等、本学で所蔵していない文献をコピーで取り寄せることができます。依頼にかかわる料金(相手館の定める複写料金、通信費等)は利用者負担となります。カウンターまたは図書館ホームページで手続きできます。(名誉教授の方はカウンター対応のみとなります。)

(7)現物貸借(有料)

希望する図書を、他大学の所蔵館から本学図書館が直接借り受けて、利用に供する制度です。利用条件(貸出期間・冊数等)は郵送に要する期間を含め、相手館の定めによります。また、借り受けにかかわる料金(送料)は、利用者負担となります。カウンターで手続きできます。

(8)東海地区大学図書館協議会加盟館の利用

日本福祉大学付属図書館が加盟する東海地区大学図書館協議会加盟館間の来館利用に関する暫定協定により、「身分証」を受付へ提示することにより、協定加盟図書館が利用できます。加盟館等詳細はカウンターでお尋ねください。 また、それぞれの図書館によって利用条件等が異なりますので、来館する際には事前に必ず本学図書館にお問い合わせください。

<求める雑誌論文等が学内他館にある場合>

求める雑誌論文等が学内他館に所蔵されている場合、以下のサービスが利用できます。

(9)学内文献転送(有料)

学内他館に所蔵する雑誌の論文等を複写物として取り寄せして利用することができます。申し込みは図書館カウンター、または「文献複写・相互貸借申込書」のメール添付で手続きできます。
申込先メール:nfuill@ml.n-fukushi.ac.jp
・手数料 1枚10円

<図書館リモートアクセスサービス(無料)>

(10)本学で契約しているデータベースが、学外(自宅等)から利用できるサービスです。

図書館ホームページから、学内サービスへログインするときと同じID・パスワードを使ってログインしてください。また、利用上の注意や利用マニュアルを必ず確認してください。

大学専任教員の方へ

4.講義推薦図書制度について

(1)講義推薦図書制度とは

学生の自主学習のサポートを目的として、講義科目担当教員が履修学生に推薦する図書をコーナー化して利用に供する制度です。毎年授業科目概要の執筆と同じタイミングで講義推薦図書指定の有無について確認させていただきます。新しく赴任される教員の方へは4月の教員オリエンテーションでご案内します。

(2)講義推薦図書制度の概要

講義推薦図書を指定される場合は、以下について参照のうえ、指定するようにしてください。

  • 1科目につき、指定可能な冊数は最大10種類(各1冊)までです。
  • 講義で使用するテキストは除きます。
  • 貸出できない統計書や辞書、絶版・シリーズ刊行物全体・雑誌・教科書の指定は原則除外とします。
  • 版指定のない場合、または指定された版が入手不可能な場合は最新の版で購入します。
  • 貸出期間は身分にかかわらず、2週間以内です。
  • 講義推薦図書コーナーに教員名を明記したラベルを付して配架します。
  • 講義推薦図書は、「講義推薦図書一覧」として図書館ホームページにリンクし、所蔵目録検索OPACにリンクします。

5.図書館利用セミナーについて

図書館では通学課程の学部生を対象に、図書館利用方法や文献調査の流れ、各種資料の入手方法などについて「図書館利用セミナー」を行っています。対象は、総合演習、基礎演習、導入ゼミ、専門演習、卒業研究などのゼミ単位とします。先生が直接カウンターへ申込みください。受付順での予約となりますのでご了承ください。

<図書館利用セミナーのメニュー(概要)>(各ステップ標準時間:90分)

ステップ1 「基本編」:図書館利用の基本を学びます。

  1. 図書館の基本的な使い方の説明
  2. 図書館サービス案内
  3. 図書の探し方の説明、所蔵目録(OPAC)検索、図書探索・貸出演習

ステップ2 「学修編」:学修に必要な文献探しの基礎を学びます。

  1. 学修テーマに関連する図書・雑誌記事の探し方の紹介
  2. 本学に所蔵する新聞、新聞記事の読み方の紹介

ステップ3 「論文編」:レポート・論文作成のための情報収集方法を学びます。

  1. レポート・論文作成手順(例)の概要説明
  2. 雑誌記事入手方法の説明
  3. 政府・統計資料およびWeb情報の紹介